今年度のサマーキャンプ・ゲストハウス(農家民泊)について
2017/05/29UP
《今年度は、サマーキャンプはお休みをいただきます。》
毎年ご好評をいただいております、インターナショナルエコキャンプ・山村留学共に今年度はお休みをいただきます。ゲストハウスの宿泊は素泊まりで運営しております。
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5月の事務局運営日
2017/05/01UP
5月の事務局は、祝日(3・4・5日)・土日はお休みをいただき、平日9時から4時にオープンしております。
お休みの際は、メールや留守番電話にてご連絡ください。翌運営日に順次対応させていただきます。どうぞ宜しくお願い致します。
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営業時間・年末年始休業のお知らせ
2016/12/15UP
営業時間:午前9時から午後4時
年末年始:2016年12月31日から2017年1月6日
     7日より通常どおりとなります。どうぞ宜しくお願い致します。
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たかこからの山里便り
2016/10/08UP
 稲刈りの初日に台風が訪れ、フリーキッズの下の集落では、土砂崩れの恐れがあり、避難勧告が出されました。幸い被害には至らず、ほっとしています。
 そんな中、無数の赤とんぼが舞う秋晴れの高い空の下での稲刈り、キノコ汁ときな粉むすびの野良でのお昼ご飯に幸せを実感できる、手刈りの稲刈りがはかどっていません。
 さて、私は、子どもたちに導かれ、気づきと学びの人生を送らせていただいていますが、この夏、大きな壁にぶつかりました。里親となり、社会的養護を必要とする子どもたちとできる限り深い愛着の絆を結びたいと願い、乳幼児から思春期までの子育てに従事している中、まだ幼い子どもから発される否定的な言動や、おさまらないうそや盗みに、私の怒りの引き金が引かれ続けていました。「愛着障害」という姿の見えない魔物のような存在(トラウマ)に、お手上げになり、トラウマを抱えた子どもたちの「癒しの親」になりたいと願い、助けを求め、コロラドのエバーグリーン心理治療センターでの10日間の修復的愛着療法の研修に参加をさせていただきました。今の私にとって、「愛着」は最も関心の高いテーマですので、学びの一部をご紹介させて下さい。
 愛着関係の障害とは、虐待・放置・親の喪失など、親・保護者との愛着形成が困難な養育環境により、人を信頼できず、怒りを抱え、自己防衛し、反抗的で他を支配し、親密さや愛情を退け、自制ができなくなること。愛着障害とは、人生においての原初的トラウマと言えます。
 癒しの親たちとは、子どもたちの情緒的・社会的・知的・倫理的そして肉体的成長を促す養育環境を与えられる「治療的親たち」です。子どもの行動に、感情的に反応せず、静かに、自信を持って、先読みしながら応え、前向きな建設的な態度を保ち、必要な情報と技術と支援と希望を持ち、自分をよく知っていて、子どもにとって自分との人間関係が癒しと変化の最も重要な道であることを認識している人たちを言います。
これまで私は、基本的に前向きで肯定的に生きてきました。人生におけるトラウマになりえるような出来事に出会っても、「すべては与えられ、私に必要な学びや気づきだから大丈夫。」と、意気揚々としていました。けれど、乳幼児期からの愛着障害にさいなまれる子どもたちたちと暮らし、私の愛情とケアと暮らしのすべてを注いでも、手の届かないトラウマの存在に愕然としました。けれど、今回の研修を終え、愛着障害は修復できることを確信し、子どもたちとの暮らしに光が差し込みました。そして今は、「癒しの親」になり切れない自分と出会い、子どもたちにカッカッしながら、心の中で「癒しの親になるぞー」と、呪文のように唱えながら自分の滑稽さに苦笑しています。
これからは、私自身のセルフケアも忘れずに、どこまでも大丈夫な癒しの親になっていきたいと思っています。なかなか実践が追い付かない自分の小ささを日々見つめながら、子どもたちの純粋な笑顔に支えられ、少しずつ歩んで参ります。小さな山里での地道な取り組みへの皆様のご支援に感謝を致しております。いつもありがとうございます。
             愛と感謝をこめて 宇津孝子
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たかこからの山里便り
2016/07/07UP
梅雨なのに標高900mの山里でも、気温が30度を超える夏日があり、地球環境の不安定さを肌身で感じています。体調も崩れがちですが、いかがお過ごしでしょうか?  フリーキッズでは、タイヤチェーンで作った優れものの道具を引きながら歩くチェーン除草″をするために毎日、誰かが田んぼを歩いてくれています。無農薬のお米をいただくために、一番手がかかるのは田の草取りです。田車を押したり、チェーンをひいたり、手で田んぼをかき混ぜながら草を取ります。草を生やさないために、米ぬかをまく、合鴨や鯉を飼うなどの方法もありますが、この数年は、チェーン除草が効果的で、ボランティアの方々に助けられ、除草剤を使わないお米をいただけています。 12年間の田の草取りの取り組みで、フリーキッズ(子どもたちとの自給自足暮らし)らしいな、と私が感じたのは、合鴨農法です。産まれたての合鴨のヒナが届けられ、子どもたちがしばらく面倒を見て、水に入れるくらいまで育て、田んぼにデビューさせます。合鴨のひなたちが草や虫を食べながら、稲と共に育っていく田んぼは、誰もが足を止めるような、心なごむ光景です。けれど、アヒルとカモを掛け合わせた合鴨たちは、飛び立つことができません。田の仕事を終えて、おとなになった合鴨たちは、翌年はすでに大き過ぎて、田植え直後の小さな稲の苗を荒らしてしまうことになり、お役ご免となります。毎年毎年おとなの合鴨を飼い続けることはできないので、冬の間に、命をいただきお肉をいただいていました。田んぼであんなに可愛い存在で毎日心をなごませてくれていた合鴨たちを食することは、感謝のしようもないくらい、この上なく有難いお食事です。けれど、食用肉の味に慣れている私たちは、合鴨の命をいただいてまで、積極的にすべてをカモ肉として食することができず、困ってしまい、しばらくこの農法はしていません。お米を育てると同時に、命について、食について、地球上での人間の存在について、多くを感じ、学ぶ、ありがたい体験でした。 大切なことが見えにくく、モノや情報など目に見えることが氾濫し、見えている世界だけが自分に存在する唯一の現実だと感じてしまいがちな現代生活です。人の思いや願いや人とのつながり、宇宙を司る大いなる力や自然とのつながりなど、“目に見えないことこそが本当に大切で、真実である”ことを山里の暮らしの中で、子どもたちに感じてもらえたらと願っています。 スマホやパソコンの画面を眺める時間が長く、自然の機微を感じ取る“間”がない暮らしが当たり前になっている今の子どもたちに、“大いなる自然に生かされているかけがえのない自分の命”を感じてもらえるフリーキッズの暮らしが続くよう、祈っています。夏のキャンプにも是非ご参加ください。 フリーキッズの活動を応援し、子どもたちの生きる力を育む環境作りにご尽力くださっている皆様に心から感謝を致しております。
愛と感謝をこめて 宇津孝子
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